世界を回転させる


リチャード・ラングによる文章


もしあなたが自分の顔を指さして、その場で回転したら、他の人たちは、あなたが動いていて、その間、あなたのまわりの世界はじっと動かないままでいるのを、見ることでしょう。

あなた自身の経験も、同じでしょうか? それとも、違っているのでしょうか? もしかしたら、世界が動いていて、あなたはじっと動かないまま、ではないでしょうか?

もしそうなら、このことはあなたの最深のアイデンティティは、人間というより神であることを、示唆することになるでしょう。

このことをテストしてみましょう。立ち上がって―他の人たちがあなたの顔を見るところで―自分の不在の顔を指さし、そして、しばらくゆっくりと注意深く、回転してください。(もし目眩がするなら、やめてください)。

あなたは、自分の指の向こうで、部屋が動いているのを見ることができます。しかし、あなたの指の自分側で、あなたは動きを見るでしょうか?









私は見ません。私は、向こうで部屋が動いているのを見ますが、ここでは静けさを発見します。私は回転する世界の静かな中心にいます―私が静かな中心です。




あなたは自分の内なる静寂さに気づくことを、選択することができます―あなたの内なる神聖さです―どこでも:通りを歩いているとき(家々が動いています)、自単車に乗るとき、車を運転しているときなど…

あなたの人生のすべての運動の中心には、静寂さがあり、この静寂さに気づくことは、くつろぎです。この静寂な目覚めた受容能力は、ストレスから解放されています。ここでは、緊張できるものが何もありません―もっとも困難な状況の最中でさえ。(受容能力が、どうして何かによって、ストレスを与えられことができるでしょうか?)あなたはここに憩うことができます―ここは地球よりも安定しています。

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